【伊勢参拝 】農業を営む私達にとっては、儀式に近い当たり前のことになっています。

伊勢参拝は、儀式に近い感じで年始めに参拝が恒例になっています。

農業を営む私達にとっては、神の恩恵に預かるからこそ作物が育つのであって、自分の力では到底及ばない領域がほとんどです。
なので、毎年、年始めに感謝の御礼を込めて正式参拝と神様へ供え物と雅楽を御供えさせてもらいます。

普通の参拝は、鳥居をくぐり、塀の中に入って目の前の垣の外側から正殿に向かって手を合わせて参拝します。
要するに、お賽銭箱の前で時に普段着に近いような格好でお参りするのが普通です。

しかし、正式参拝は、スーツ姿での参拝になり、神職の方に導かれ、垣の内側、つまり一段と神様に近い場所で二拝二拍一拝するのです。
ここでの参拝は、沢山の参拝者さんが訪れるにも関わらず、まるで下界と神界の空間を漂っているような凛と張り詰めた空気、参拝道を歩く玉砂利の音しか聞こえず、神秘的な空間です。

そんな神聖な領域に身を置くことで、気持ちがキュと引き締まって、五穀豊穣の感謝と身の引き締まる想いや誓いを立てました。

今日は、一年のスタートが始まる特別な一日でした。

こちらは、豊受大神宮(外宮)になります。
風は冷たかったですが、伊勢は神の国と云われるように、いつも温暖で暖かな日差しに包まれ私達を迎え入れてくれているようです。