空芯菜(くうしんさい)は夏の青菜に最適!安くて、栄養満点です。

7月から暑さに強い夏の青菜の代表選手である空芯菜が出荷し始め、只今、最盛期です

夏の暑さに負けないよう、毎朝の散水風景

スーパーに行くと、徐々に葉物野菜(水菜・小松菜・ほうれん草など)が徐々に高くなってきました。

これは気温が高くなるにつれて、成長がストップしてしまうからです。

おおよそ15℃〜25℃迄が成長適温でして、30℃を超えると成長が止まってしまいます。そうすると、種を蒔いて3週間ほどで出荷していた作物が、一ヶ月経ってもよくならない、病気になる、というような暑さによる障害が出てきます。

また、種を蒔く時期も高温ならなおさらです。発芽が悪く、なかなか芽が出てこずに発芽率が50%いかない時もありるのです。

このようなリスクを考えると、お野菜が高くて当たり前なんだなぁ〜と思っていただけるかと思います。

しかし!

家計を守っているお母さんたちからすれば、やはり安いに越したことはありませんし、
栄養バランスと彩りを考えると青菜野菜が夏でも欲しいところです。

そこで、青菜野菜が高騰し始めた頃から徐々にスーパーでちらほら見かけるのが、『空芯菜(くうしんさい)という野菜です。

なかなか馴染みの薄い野菜ですが、元々は中国からやってきたヒルガオ科サツマイモ属の野菜で、収穫は7月から9月頃までの暑い時期に出回ります。

茎は空洞になっていてほうれん草に似た植物ですが、癖はあまり無く、ストロー状になった茎の部分が炒めて食べるとシャキシャキして美味しいです。

私も初めは変わった野菜なので抵抗がありましたが、調理が簡単なことと旬のこの時期にしか出回りませんので安価なこと、栄養価が高くスタミナアップがはかれることで、最近では、スーパーで見かけたら買って調理しています。

え??どうやって調理するか?ですって、

うふふふ、単にフライパンで炒めるだけです。味付けは塩と胡椒のみ。

シンプルな味付けは夏の野菜の味を引き立てます。

もちろん、ニンニクを初めに炒めてもいいですし、中華風に中華だしを入れて、隠し味に醤油やゴマ油を入れても構いませんよ。

要するに、それ以外の肉とか入れなくてもそのものズバリで一品できてしまいます。

そう、簡単!安い!です。

このように、今の時期しか味わえない旬の野菜を是非お楽しみくださいませ〜