トマトの水やり回数は、非常に少なめです〜やり過ぎは病気や糖度低下の原因

7月27日に定植したトマト苗、あれから10日程経過しますが、定植時にしっかりと水をやって以来、水やりをしていません。

えーーー!と驚く方もいらっしゃるかもしれませんが、これはこのトマトの袋の中には、定植時の何十倍もの土が含まれています。
植え込み時にしっかりと潅水しておけば、今トマトが必要としている以上の水分が土の中に含まれているのです。

毎朝トマトは必要なぶんだけ土の中に含まれている水分や栄養を吸収して成長していくのですが、根っこの周りに水分や栄養素が無くなると、もっと吸収しようと、横や下に根を伸ばしていきます。これが、根をはらす育苗期間です。

余計な水を与えてしまうと、この飢餓状態から、いつもあると言う満腹状態になってしまいますので、根張りが悪くなったり、しいては、病気の原因にもなります。

甘みを十分に引き出すようにするには、肥料設計だけでなく水やりも重要なポイントになります。

水やりのタイミング

では、どれぐらいが水やりのタイミングでしょうか。?

この写真のように、夕方、葉っぱが肩を落としてきたら水やりのタイミングと考えて良いでしょう。

ただし、日中このような現象が見られますが、土を掘り起こしてみると、表面は乾燥しているように見えても中は湿っていることがあります。

また、夜露で水分補給することがありますので、水やりのタイミングは朝のほうがよいでしょう。

このように、植物の成長と共に水やりのタイミングはどんどん変化していきます。

歯の表面を観察するだけではなく、土の状態を見ながら水やりをしてください。

ポット苗で植えたトマトですが、随分大きくなりました。
収穫できるのが楽しみです(^ ^)/

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