ガーデンシクラメンの種まきを終え、これから気の抜けない日々が始まります

いよいよ明日で2月も終わりですね。
先日まで粉雪が降っていたのが嘘のような好天に恵まれ、やれやれという感じです。

2月の中旬にガーデンシクラメンの種まきをした時の風景です。

この頃は、本当に寒かったですし、毎日外の水道が凍って破出ないか心配でした。

こちらが、ガーデンシクラメンのタネになります。

本当にゴマのようなタネでしょう。
一粒20円しますから、取り扱いには注意です。スタッフは出来るだけ慎重に、種子を扱っています。

本当は茶色の種子ですが、発芽しやすいように前日から水に浸け込んでいるため、播種機で上手く蒔くために、シッカロール(ベビーパウダー)にまぶします。これは、乾燥と種子と土の識別をしやすくする為です。

こちらが播種機になります。

落とすプラグによって播種機の板を変えています。

空気を吸うことでタネを播種版に一粒ずつ付けて、土の上に落とします。

ただ、時折2粒播きになるので、スタッフがチェックしているのですが、何百枚にもなる作業になります。

そして、チェックが終われば、保湿と苔の発生を防ぐ為に覆土をします。

各プラグには、色の名前(品種)がテプラで書き添えられ、植え込みの際にはこの横にある番号で区分けをしています。

1ヶ月ほど、室温20度の暗室か発芽機でガーデンシクラメンの発芽を待ちます。

秋の出荷まで、道のりはまだまだ先ですが、これから8ヶ月は気の抜けない日々が始まります。