寄せ植え教室で大切にしている2つのこと 〜花は人生に彩りを与えてくれている
寄せ植え教室で大切にしている2つのこと
この時期の寄せ植えで、私が大事にしていることは、
- できるだけ春まで皆さんに楽しんでいただくように、長期に渡って開花できるようなお花を入れること
- 少し目先の違った商品を入れて、他にはない気分を味わってもらうこと
になります。
長期開花のお花を取り入れる
花というのは生き物ですから、いつかは枯れる商品です。ただ、ある程度の開花時期がありますので、そこまで楽しめるように商品を選抜しております。
ただし、寄せ植えをされた後の管理や、した直後に根を傷めてしまって、病気になって枯れたりすることもしばしばあるようです。
本来なら、その部分はさっと取り除いていただいて、新しい花苗を植え付けていただくことがいいようですが、それもままならない時のために、一年草でも繁殖旺盛なパンジーやビオラを入れることで、枯れた隙間を覆い尽くしてくれることを期待しているからです。
もちろん、春の場合は植え付け後は徐々に気温が上昇する時期に入ってきますので、さほど心配もいりませんが、これからのシーズンは植物の成長がスムーズに行かないのが現状です。
せっかく綺麗に着飾った寄せ植えです。
もし、枯れてしまうことがあれば、思い切ってその部分を植え替えることもお勧めします。
目先の違った商品を入れる
では、強い草花ばかり入れたら管理は非常に楽になりますが、寄せ植えもオシャレと同じことです。
今年は、こんな色で、こんなデザインでと毎年思考を変えることも楽しみのひとつとなるようです。
花屋さんで見かけるお花が、自分にとって目新しい色や商品であると感じたら、是非、取り入れてみてください。
もちろん、失敗して枯らしたり、思うように咲かなかったということもあると思いますが、シーズンに応じて目新しく感じる色や素材は、自分の気持ちがそれを求めているのだと思って、素直に感じることで新しい風を巻き起こすきっかけになることもあるようです。
人生の彩りを添えてくれる花を
私は、毎年寄せ植えに来られるお客様が少しでも元気を持って帰られるよう、また、これから寒い時期なりますから、玄関先が少しでも華やぎホッとできる空間でありたいと願っています。
植物があなたにとって素晴らしい人生の彩りを添えてくれることを願ってやみません。