秋の夜空に輝く寄せ植え〜ハンギングバスケット
10月もいよいよ終わり、宇陀の街は秋から冬の支度が始まろうとしています。
今朝の気温は6度と、そろそろ毛布を押入れから用意する季節になってきましたね。
そして、11月に入るとすっかり秋も深まり、各地では文化を楽しむイベントが催されています。
先日、御杖村の女性会にお邪魔をさせていただき、文化の日に寄せ植えを展示するための作品のお手伝いに行って参りました。
今年は、ハンキングバスケットを使って、秋の夜空を表現して見ました。
小さなスリット鉢にたくさんの苗が入っています。
実は、この中におおよそ30ポットぐらいの苗が詰め込まれています。
はじめに、皆さんはこれだけも詰められるのか?と半信半疑で始められましたが、最後にはすごく立派なハンギングが出来上がりました。
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季節を考慮する
実は、この時期はこれからどんどん寒くなってきます。
すると、植物の成長が緩やかになり、暖かくなる3月頃まであまり大きくなりません。特に、ハンギングバスケットの場合、側面のプランター部分が見えてしまいますので、あまりゆとりを持たせると不恰好になってしまいます。
もちろん、植物の成長を考えるとゆとりを持たすというのは大事です。
ただ、このようにイベントの展示会となればやはり即効性を求めないと、豪華に見えません。
TPOに合わせる
このように、TPO、すなわちTime(時間)、Place(場所)、Occasion(場合)に応じた使い分けをしたり、その理屈をわかっていれば、どんな植え込み方でもできるようです。
今回の場合は、
- 展示会が数日後に迫っている
- 季節が秋から冬に向かってる
- たくさんの方が作品を見に来られる
などの理由により、たくさんの苗を入れて作品を作りました。
また、枯れる場合もあるかと思います。こんな時でもハンギングの場合、差し替えることが難しくなりますので、必ず、差し替えなくてもいいような繁殖の強い苗も挟み込むと良いでしょう。
秋の夜空
今回は、ハンギングバスケットのバックに、梅干しを干すザルを利用してお月様に見立て見ました。
秋の夜空がイメージできるでしょうか。(笑)
直径70センチを超える立派なハンギングバスケットの出来上がりです!
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
今年も、皆さんの作品のお手伝いができてとても楽しかったです。