秋の寄せ植え講習会〜台風21号の影響も懸念された中、満員御礼となりました!

台風一過の到来で懸念されていた寄せ植え教室も無事終了しました。

まだまだ、すっきりしないお天気ではありましたが、お足元の悪い中46名様の参加で、農場は女性の活気に溢れていました。

今回の寄せ植えは、ビビッドな赤を鉢に取り入れて見ました。

ビビッドとは、元々は鮮やかな原色や躍動感溢れる色遣いなどを表現する言葉で、躍動的な様や鮮明な様を表す言葉としても使われるようですが、今回の参加いただいた皆様を象徴しているかのような1日になりました。

赤い鉢に合わせて、花の配色は少し抑え気味ににして、あと数ヶ月でやってくる冬の訪れにも対応できるよう、エリカやアリッサムの白色とも相性良く工夫しました。

これで、クリスマスやお正月も、ちょっとしたピックで大変身です!!

毎年恒例行事となった寄せ植え教室ですが、同じ時期にするとなると材料もほとんどよく似たものになります。

しかし、花というのは生き物ですから、枯れて当然なのでまたこうやって同じことを繰り返すことも、一つの節目なんでしょうか。
とはいえ、多少目新しい商品も取り混ぜての寄せ植えです。

まず、みずひき草ですが、こちらは、花ビラの上が赤、下が白と2色になっているところからの由来です。

田舎では、時折道端に咲いているのであまり気にしていなかったのですが、今では通販ででも販売されているほどです。

今回は少し変わった葉っぱにふうが入ったものを使用してみました。

次のお花はセージです。
今ではたくさんの種類のセージが、店頭に並ぶようになってきましたね。

背が少し高いので、寄せ植えの際の長短をつけるのには非常に扱いやすい商品です。

昔は、セージといえば、サルビアでしたし、春に出回る赤いサルビアしかイメージがなかったのですが、最近ではたくさんの種類のセージが出回っています。

この2点は、開花時期が晩秋までです。

宿根草で寒さに強い商品ですので、少しこの時期に楽しんだ後は、庭に植えてもいいかと思います。

ご参加いただきました皆さん、ありがとうございました。