種子は生きています!冷蔵庫での保管をオススメします。

引き出しや、戸棚を見たらこんな種子の袋ありませんか?

実は、種子は生きています。なので、販売店さんや自宅での管理方法によって、その発芽がどんどん下がっているのです。
一般的に理想の種子の管理温度は、湿度20〜25%、温度5度以下が理想的ですが、一旦種苗メーカーから種子が出荷されると、この温度で保管していくのがほとんど無理な状態です。

実際、種子はお店の冷蔵庫には入っていませんし、手元に届いたからと言って特別な管理をすることもなく保存していらっしゃると思います。

しかし、実際、家庭菜園では種子を撒ききらずに、家に残っているタネというものも品種によってはあるようです。

特にバジルやパセリ、紫蘇などのそんなに沢山要らない、薬味程度の野菜のタネは、来年に残すことも多いようです。

そこで、翌年にも発芽率をできるだけ落とさないように、冷蔵庫の野菜室に保管しておく事をオススメします。

実は、種子を低温で保存しておくと種子の寿命を延ばすだけでなく、いざ種子を蒔く際に(常温に戻される前)、一先ず冷蔵庫に入れておき、種子の足休めをしておきます。

この状態にしておく事で、種子が驚いて、発芽が促進されるようです。まさしく、寝ている子供を起こすような感じですよね。

いずれにしても、種蒔きが終われば、種子が湿気ないようにセロハンテープでしっかりと留め、ジップロックの中にさらに入れて、冷蔵庫の野菜室の片隅で翌年まで管理してあげましょう。
また、海苔などについている乾燥剤も一緒に入れておくと効果的です

心も体も喜ぶ、家庭菜園をお楽しみください!