寄せ植えの花材選びで注意すべき3つのポイント
徐々に春らしいお天気になり、玄関先にパンジーが咲乱れている光景が見受けられます。すると、熊が冬眠から醒めたように土いじりをしたくなるものですね。
そこで、いつも見慣れた風景から、少し目線を変えた寄せ植えをどうやったら作れるのかを、プロの立場から書いてみたいと思います。
先ず、花苗を園芸店で花を求められる時、伝えておきたい大事なことは、何処に植えるかです。
どこに植えますか?
庭なのか、鉢なのか?
鉢ならばどんな鉢に植え込むのか?
鉢は、スタイリッシュなイメージや柔らかいイメージ、壁掛け、スタンド等がありますから、それにっよって植え付けるものがずいぶん使って変わってくるからです。鉢の場合は、直径何㎝なのかを測っておいて、携帯で写真をとっておくと伝えやすいです。
庭なら、どの辺のあたりで植え込む面積はどのくらいなのかを把握しておくと良いでしょう。
寄植えのイメージを伝える
次に大事なことは、自分の思い描いていた花が園芸店にあるかどうかわかりません。
- デザインは?(色やイメージ)
- 予算
- 開花時期(いつまで花を咲かせたいのか?)
をふんわりとでもいいので、伝えていただくとお勧めできるお花を選びやすくなります。
トータルバランスで考える
このように寄せ植えの作品は、本で見た通りの寄せ植えができるとは限りません。
寄せ植えはその時のタイミングによって園芸店に置いてある花の種類の組み合わせなんです。
なので、商品知識がわからない場合は、積極的に質問していただいてその組み合わせを楽しんでみてください。
ただし、お勧めしたお花が自分の意にそぐわない場合もありますし、全てを組み合わせて花を盛り込んでも決して素敵なものが出来上がるとは限りません。
最後は、全体を眺めてみて、色を足したり引いたりしてみてくださいね。
すると今までにない、素敵な自分だけの寄せ植えが楽しめるかと思います。