奈良県農業経営者サポート支援を利用して、ベビーリーフのマーケティングについてアドバイスを頂きました。

昨年の秋から期間限定で出荷しているエディブルフラワー入りベビーリーフがどうやったら当社の強みになり、末永くお客様に愛されるかということについて兼ねてから思案していました。

そこで、奈良県東部農林振興事務所農業普及所の方から、奈良県農業経営者サポート協議会を通じて、経営相談・課題に応じた専門家の先生を派遣し農業経営を支援されていることをお聞きし、早速、問題解決に向けて支援を頂きました。

昨日は、マーケティングの先生が弊社を訪問され、今後どうやったらエディブルフラワーとベビーリーフの生産を伸ばし、花との両産態勢で雇用を維持するかということでした。

そのためにも、自分たちの足らない部分や見えていない部分にフォーカスし、課題の解決をしていかなければいけません。

宇陀ガーデンの、強みは、奈良市内に比べると山間地なので、夏が比較的涼しく、暑さに弱い軟弱野菜(ベビーリーフ)も周年作ることができます。
また、花も並行して作っているためエディブルフラワーなどは得意な分野でもあります。

そこで、その事業をもっと効果的に伸ばせるか?について、専門家の先生に相談してみました。

マーケティングの先生は、弊社が出荷しているベビーリーフの販売先である『旬の駅』ならやま店の顧客でもあり、実際に、私どものベビーリーフを何度か購入したとの事を初めに伝えて頂き、一気に和やかなムードになりました。
大変うれしい限りです。

エディブルフラワー入りとベビーリーフについて

良い点

  • エディブルフラワーが気軽に購入できること
  • 顧客ターゲットが、一般消費者からハイクラスまでの顧客を捕まえられる可能性があること
  • 見栄えが綺麗
  • イベントに最適
  • 宇陀ガーデンという名前が良い

 

残念なところ

  • 生産者の顔が見えにくい
  • サラダだけでない食べ方や生産方法についてもっとアピールすべきである
  • 良い意味で、パンチのある味ですが子供にウケない←この部分に関しては、子供用を対象としたアクの少ない野菜のベビーリーフを検討中です。
  • 量が多く感じる

提案

  • フロントポップを付けて工夫をしてみる
  • 消費者の顔が見えるように情報を発信してみる

というようにいつでも、この商品にありつけるような入り口と出口をイメージしてみるということでした。

実は、消費者の顔が見えるようにと言う部分に関しては、現在FacebookとYouTubeを始めた事を伝えると、じゃぁそれならそこを最大限に使っていきましょう!!と太鼓判を押していただき、私たちの考えていたことがあながち間違っていなかったかも知れないという感覚になりました。

ならば、更に買っていただいたお客様に対して、当社のコンセプトである『素敵な食卓を応援します!』と言うことを全面的にに打ち出してほしいと言うことでした。

この1年間いろいろと考えていたことが、少しずつ実ってきたような感覚でした。

また、弊社が昨年の秋ごろからYouTube動画を始めたことはご存知だったのですが、まさか、自分たちで撮影して編集していることに驚かれ、特にドローンに関しては、部外に依頼していると思っていたようです。

これも、弊社の強みに加ったわけです。

そこで、更に消費者に物を届けるだけではなく、そのストーリーや顔をもっと見せて欲しいとのこと。

自分たちだけでは、これで良いのだろうか?と、なかなか進めない一歩を後押しされたような感覚です。

このような素敵な場を提供していただいた奈良県農業会議事務職員の吉村様、奈良県東部農林振興事務所農業普及所主任の竹中様に感謝申し上げるとともに、ユナイテッドリサーチマーケティングプランナーの森 麻佐美先生には、女性目線と消費者目線でアドバイスをして頂き、一方踏み出せる勇気をもらいました。

安全・安心・明るい未来を理念とした社会を描くけるよう、消費者の立場に立った生産と見える化について創意工夫を今後もしていきたいと思います。

そして、購入していただいたお客様にとって、素敵な食卓をご家族で囲めるお手伝いの担い手であり続けたいと思っております。

先ずはお礼まで。