ベビーリーフを出荷し始めました。素敵な食卓を応援しています!

外気温がマイナス4度となり、めっきり寒さ厳しくなってまいりました。

私達の宇陀は大和高原と言われるように、奈良市内や、ここから車で20分もかからない桜井市に比べてグッと気温が下がります。
現在の朝の気温でも宇陀市が1度で、桜井市が6度、大阪が7度と山間地で随分変わるようですね。

このような厳しい条件の元で、私達は農業を営んでいます。

特にこの時期に辛いなぁ〜と思うことは、花の育苗には暖房設備が必要になり、随分コストがかかるということと、野菜がなかなか大きくならないということです。

野菜の自己防衛反応

反対に、皆さんからみたメリットは、寒さや霜によって甘くおいしくなるということ知ってましたか?

多くの野菜は、寒さや霜に当たると傷んでハウスの中で作物ができなくなります。
まさに、いま出荷されている野菜は、その厳しい条件の下で生き残った生命の賜物です。

実は今回ベビーリーフを取る際も、朝一番だと凍結していますので、カットすると時間が経つごとにしおれてしまうのです。
これは、茎や葉の水分が凍り、それが解ける際に細胞の組織が壊れてしまうからです。壊れた細胞は腐ったり、死んだりするため、葉が茶色く変色する現象を「ずるける」「クタクタになる」と表現されてています。

しかしながら、コマツナや水菜、ホウレンソウなどの冬の野菜は、寒さで凍らないための自己防衛手段をもっています。
寒さに当たると凍りつかないように水分の摂取を控え、細胞内の糖分濃度を高くして身を守ろうとするのです。

気温が緩まった日中前後に収穫することで、元気で糖度の高い葉物野菜が採取できます。

また、ベビーリーフなどは、この時期は低温期に入りなかなか大きくなりません。

それは生産者にとっては、収穫期が延びるので非常に厳しいですが、野菜自体はじっくり成熟される為、非常にしっかりとした歯ごたえと甘味が出るようです。

是非、お試しください!

ベビーリーフの出荷始まります

実は、今回ベビーリーフをイチゴパックぐらいの大きさに入れて販売を試みました。

これは、出来るだけたくさんの野菜を簡単に摂取していただくことで素敵な食卓を実現できます。

実は、こちらのパックを水で洗って、食卓に並べてみるとこれだけの量になりました。

野菜は盛っていますが、映像は盛っていません。笑

どうですか?
家族4人ぐらいなら、これにお肉や魚料理を加えれば豊かな食事が実現できると思います。

皆さんの素敵な食卓を応援しています!!

是非、お試しください。

こちらは、スタッフブログです。ご参考に

 

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