藤井大神宮〜守り受け継がれていく伝統と志

毎日欠かさずお参りをしている宇陀ガーデン・アクアシステムの守り神様、藤井大神宮です。

朝、目が覚めると出張以外は必ずお参りをしているお宮さんです。

ここ数日は、寒いながらも良いお天気に恵まれ穏やかにお正月休みを過ごすことができました。

とりわけ、元旦の朝鏡餅を持って新年のご挨拶に行くのが我が家の風習です。

私たちがこの地に生を受け育むことができているのもこの氏神様のおかげだと心より感謝をし、子供が生まれた際も、そして会社が大きくなるにつれてその都度お参り祈願させていただいています。

参道までは軽トラックで簡単に行くことができます。

通りすがら、重要文化財に指定されている笹岡家の屋敷を眺めながら、昔は、ここの庄屋様が大きな力を持っていたことが伺える田んぼが私どもの敷地前まで広がっています。

日本昔話の童話に出てきそうな建物ですよね。

重要文化財 笹岡家

守り神様 藤井大神宮

立派なご神木と共に、まさに神が宿る気配を感じずにはいられません。

 

20年に一回、神殿の造営のため、社の増改築が行われます。

 

昔、祖父から聞いたのですが、当時は今以上に苦しい時代でなかなかお金がかき集められず、このお宮さんの後ろにある何百年の歴史のある杉の木を切って、資金に当てようかというお話もあったようです。

しかし、お宮さんの木を切り出すのは最後の最後。
とにかく、精一杯努力する行動が大事ではないかとの話になり、当時、必死で資金をかき集め、その力が重なって思った以上に集まったということを聞いています。

今では、そんなお話を知る祖父も8年前に他界いたしましたが、しかし、藤井地区の宮戸の皆さんによって今も、たくさんの祭り事が司られ伝統は守られています。

そんな歴史を重ねながら、今、私たちが生かされているということを感じずにはいられません。