日本固有の種で採取を制限されている【ささゆり】奈良県葛城山山頂で6月下旬見ることができました
野生の笹百合は採取を制限されている地域が多く、特に絶滅の危機に瀕している地域では保護対象となっているようです。
今日は、この季節に葛城山山頂で巡り会えた『ささゆり』の紹介です。
6月も終わりを迎えようとしています。
最近では、仕事がひと段落したことに伴い週末には奈良にある葛城山に登山に行ってきました。
今日は山頂近くで可憐に咲いている『ささゆり』を見つけました。
笹百合の特徴
こちらの笹百合は日本固有の種で、本州の中部地方から九州にかけて分布しています。その名前の由来は、細い葉が笹の葉に似ていることから来ています。
また、大きさについては多少のバリエーションがありますが、一般的には10~15cm程度の白から淡いピンクの花を咲かせます。
また、笹百合は冷涼な気候を好み、特に冬季の寒さを経験しなければ春に発芽しないという特性があります。
これは「冷凍結晶」または「冬眠」などと呼ばれる植物の生存戦略で、寒冷地で生息する植物によく見られます。
さらに、笹百合は野生では涼しく乾燥した地を好むことから、適切な土壌と水分管理が必要となります。
これらの要素を全て満たすため、笹百合の栽培は一般的には難しいと言われています。
野生の笹百合は採取を制限されている地域が多く、特に絶滅の危機に瀕している地域では保護対象となっているようです。
なので、ちょっとカメラでパシャリ。
奈良県の大神神社では、5月下旬から6月上旬にかけてささゆり園で見ることができるそうです。
手ぶらで山を楽しみたい方へ
ロープウエイ運行状況の確認を!
現在6月末から7月初めにかけてロープウエイの年に一回点検のため、山頂まで利用できませんでした。ロープウエイにて山頂まで行きたい方は、必ず運行状況を確認して下さい。
しっかり汗をかいた後は、温泉へ
とにかくこの時期になるとじーっとしていても汗、汗、汗。
登山を楽しんだ後は、身体を労りリフレッシュ効果抜群の温泉を堪能してはいかがでしょう。
登山口から車で10分で行けます