大原ビッグフェスティバル展示会〜秋の商材と園芸の動向の視察に行ってきました。
秋になると、定期的に寄せ植え教室のご依頼を頂くのですが、そんな時にどんな材料で寄せ植えするかで同じ花を使っていても全く印象が違ってきます。
特に、お正月の寄せ植えともなると季節は冬、春に比べるとカラフルな色の花が少なく、寒さ厳しい季節を乗り越えるともなると、かなり厳選した商材になってしまうのが現実です。
せっかく寄せ植えしても寒さで直ぐに枯れてしまっては、身も蓋もないないですからね。
お客様が寄せ植え教室で要求される期待度は、年々ハードルが上がっていき新しい風を吹き込むにはこういった展示会で常に洗練していくしかないようです。
第95回大原ビッグフェスティバルのテーマは『リベンジ〜予祝』
京都で2日間開かれた展示会は、一般の方は入れないのですが、それでも来場者数は5000人以上、出展メーカも200社、アイテムも22万点と、関西ではかなり大きな園芸関係の展示会になります。
単に商品が並べてあるというのではなく、花と緑を融合さして工夫を凝らした展示は正に圧巻です。
こちらが入って直ぐの展示会場です。
今年の流行りの色やテーマに沿ってたくさんの商品が並べてあるだけでなく、買って頂くお客様にどう見せたら良いかのアイデアが沢山盛り込まれています。
季節は先取り、すでにお正月用品やクリスマス商材が展示してあります。
そして、沢山の来場者
移動販売のトラックを改造したものです。
なんだか夢がありますね。
新しい風『令和』に先ずは乾杯!
令和の時代に変わりはじめての展示会です。
悠久の歴史と薫り高き文化、四季折々の美しい自然。こうした日本の国柄を、しっかりと次の時代へと引き継いでいく。厳しい寒さの後に春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように、一人ひとりの日本人が明日への希望とともにそれぞれの花を大きく咲かせることができる、そうした日本でありたいとの願いを込め、令和というテーマが掲げられました。
新元号に変わり、新しい時代がやって来ました。
古いものと新しいものが融合して、素晴らしい時代にの到来にまずは乾杯!
そして、私たちも「古い園芸の概念から、新しい園芸に変わって行かなければいけない」と感じた展示会でした。