八朔は、五穀豊穣を祈願して、感謝とお供えをする祭り事です。
おはようございます。
昨夜は、凄い雷の音で目が覚めましたが、
今朝は、雨ですが実りの秋の気配を感じています。
今日は本来なら9月1日、始業式の日でもありますが、土曜日なので学校によってもばらつきがあるようです。
いずれにしても暑い夏から秋へと、また収穫の秋へと変わるタイミングです。
ほら、田んぼが、黄金色に輝き始めましたね。
さて、皆さんは『八朔』と言うのを存知でしょうか?
私は、嫁いだ時、『八朔』と言うと果物のはっさくをイメージしました。
これも正解ですが、もう一つの意味は、この稲穂に関してです。
旧暦8月1日は「八日朔日」を略して「八朔」といいます。今年は、9月10日になります。
この時期に田んぼでは早稲(わせ)の穂が実ることから、本格的な収穫を前に「豊作祈願」と「田の実りをお供えする」という意味を込めて、各地で様々な行事が行われていました。
私共の地域では、五穀豊穣を祈願して、神社にて感謝とお供えをする祭り事行事でもあります。
農作物は、私たちが種を蒔き、そして育苗しているのですが、太陽の光、空から降る水、土の状態など、全てが良い塩梅に重なり合わないと実がなりません。
自分1人では生きていないんだということを実感しつつ、感謝の祈りを捧げる祭りでもあります。
現在、都会の方はそのような行事があると言うことすら知らない方も多いようですが、農作物を作って生計を立てている私たちにとって、太陽の恵みと地球の営みがあってこそ、私たちは生かされていくことを感謝する日でもありますね。
今日から、9月ですね。
宇陀ガーデンも、徐々に忙しくなってくるようです。