梅雨の鉢植えの管理 & 梅雨はさし芽の季節です!増やしてお得!
6月に入り、梅雨の季節がやってきました。洗濯物も乾かないし、ジメジメして・・・と思われている方も多いのでは!?
でも実は、今こそ”さし芽”をして、お花を増やすチャンスなのです自分で増やすことが出来るなんて、とってもお得ですし、増やしてお友達にプレゼントしても喜ばれるのではないでしょうか今回は、梅雨の鉢植えの管理とさし芽についてお話しします。
梅雨の鉢植えの管理
・梅雨時は湿度が高いので、鉢花は出来るだけ軒下に移動させ、鉢土の多湿を防ぎます。”雨に当てて水やりを省略”などと考えてはいけません。
・通気性をよくして土の過湿を防ぎ、少しでも日照不足を解消するため、鉢と鉢の間隔を広くとります。
・湿気が多いため、花がらに”灰色かび病”が発生しやすくなります。こまめに取り除いてください。
・切り戻しをして、その茎をさし芽出来る植物もあります。
秋から冬にかけて、宇陀ガーデンではシクラメンを出荷・販売しております。シクラメンを今お持ちの方も、球根は水を与えすぎると腐ってしまいますので、軒先に入れて風通しをよくしておいてくださいね。
さし芽について
さし芽は、植物の茎を切り、土にさして根を出させる方法です。さし芽は水分や湿気のある今がチャンスです。このタイミングを逃すとこれから暑くなってしまうので、しばらく出来なくなってしまいます。ゼラニウム、初雪カズラ、変わったインパチェンス・ベゴニア・ペチュニアなど、切り戻しと同時にさし芽に出来る植物はたくさんあります。
①切り戻ししたい位置で茎や枝を切り、さし芽を作ります。充実した茎を選び、葉を2~3枚つけた茎や枝の先10センチくらいをカッターナイフで切り取ります。
②さし芽の切り口を30分くらい水につけます。
③発芽ホルモン剤(オキシベロン、ルートン、ハイフレッシュなど)を切り口につけます。
④湿らせた用土に垂直にさし、その際に、ポットの代わりに卵パックを利用することが出来ます。ただし、用土を入れるまでに排水用の穴を開けておくのを忘れないで下さい。さし芽の場合は、まだ発根してないので、発根するまで約2週間程毎日水やりをします。直射日光と風をさけた場所に置き、葉がしおれないように心がけて下さい。
また、もっと簡単にさし芽をしたい方には、”ポーチュラカ”をお薦めします。茎をつまんでちぎり、3本くらいまとめて直接花壇や鉢に植えてください。強いので簡単に”さし芽”が出来ますよ。これでポーチュラカガーデンが出来上がり!!
鉢植えを育てているみなさん、”さし芽”をして花を増やしてお得!楽しい梅雨にしていきましょう