小さなお子様をもつ女性であっても、ひとりひとりが輝く社会を目指して〜2つの願い


ひとりひとりが輝く社会を目指して〜2つの願い

現在12名のパートさんを起用して宇陀ガーデンの出荷作業をしています。
とはいえ、ほとんどが小さいお子様をもつ女性の方々です。

春休み、夏休みともなれば、働きたい意思とは無関係に自宅で子供たちと過ごさなければなりませんし、子供が熱を出せば何をさしおいても、病院に連れて行かなければなりません。

子育ては、親子関係を築く大切な時期ですが、働くお母さんにとっては、仕事と子育てを両天秤にかけなければいけないのです。

家庭の事情によって働き方はまちまちになりますが、子育てをしながらでも社会にお役に立ちたいというお母さんを積極的に採用してきました。

そこには、

私たちの2つ願いがあります。

  • ひとりひとりの輝く個性を発揮できる人材のスタートラインに立ってもらうこと
  • 子育ての悩みを分かち合いながら成長できる場を持てること

輝く個性とは

性別・年齢・環境によって人は異なる資質を持って生活しています。
会社では、リーダーとして指揮をしている私でも、たくさんの未熟な部分を持って仕事をしているのです。しかし、人材を適材適所に配置することで、素晴らしい能力を発揮できるのです。

とっても明るいMさんは、社交性と責任感に優れ、世間が人材不足で伸び悩んでいる中、いつも素晴らしい人材を紹介してくれますし、事務方のNさんは、事務的な私のサポートを積極的におこなってくれています。

洋裁が得意で、細かい手仕事が得意な方もいれば、身長が高く体力があるので、少しぐらいの積み荷仕事も苦ではない人、物静かだけど一回お願いするときちんと理解できる人。

これは、その人の持っている特技なのです。

これは、学歴でもなく数字で表せるものでもありません。
しかし、それぞれのパートさん同士がうまく強調しながら、チームを形成することで、大きな力になっていくのです。

社会の役に立つスタートラインに立つ

小さいお子様がおられる場合は、とにかくまだ仕事の即戦力になれません。

それは、能力というより、仕事にかける時間があまりにも少ないからです。
しかし、ほんの少しでも持っている力を生かすことで、力をつけることができますし、それがバネになって、いずれ子供が大きくなれば時間もでき、あなたの存在価値はより強固なものになるでしょう。

共有し合うことで成長できる

仕事をしていると、社会とつながることができ、情報交換ができたりします。
今まで悩んでいたことが、ちっぽけなことだったり、反対に、思いも寄らない解決方法が見つかったりすることもあります。

一つの社交の場と捉え、マナーやルールを守りつつ、成長できる場を目指していきたいと思います。

 

今日の写真

もうすぐ6月に入りますね。
夜になると、カエルの声がゲロゲロ。

そうなんです、すっかり田植えも終わり田んぼは、夜になるとカエルの大合唱ステージです。