南天の開花〜6月からお正月用の赤い実の準備をしています

早いもので、6月に入りましたね。

散歩をしていると、南天の花が早くも開き始めているのを見かけます。南天は、その鮮やかな赤い実で知られ、特に冬季になると、その存在感がより一層引き立ちます。

お正月と言えば南天ですよね。その可愛らしい赤い実は、冬の風景に明るさを添えるだけでなく、私たちの生活にも彩りを加えてくれます。
たとえば、おせち料理の中に南天の葉を加えると、一段と華やかな雰囲気に。また、アクセントとして、飾りつけに南天の実を活用すると、お正月の装飾を一層引き立てます。

しかし、それらの鮮やかな赤い実が出来る前に、南天の花が開花します。
その時期は、一般的に6月の中旬から7月初め頃にかけてとなります。そう、ちょうど今です。白い花が南天の枝先につき、ああ、これが後に美しい赤い実になるんだなと感じる瞬間です。

南天はすでに、寒い冬に向けての準備を始めています。
植物も私たちと同じく、季節に合わせて生活を進めているのですね。こうした季節の移り変わりを感じながら、今年も既に半分が過ぎようとしています。

一年の終わりに、心から「良かったなあ、今年も」と思えるような一年にしたいものですね。

南天の赤い実が、その願いを運んでくれることを願っています。これからも、南天とともに、季節の移り変わりを楽しみましょう。