特徴
ガーデニングシクラメンは、生育旺盛で花の揃いがよく、小鉢作りはもちろんおしゃれなテラコッタ鉢に寄せ植えも出釆ます。ミニタイプなのであまり大きくならず、取り扱いも容易です。
育て方のポイント
鉢
普通は鉢植えにして管理してください。5号鉢(直径15・)に1ポットずつ植え込みますが寄せ植えをする場合は、葉と葉が当たらない程度の間隔で植えていきます。
用土
シクラメンは非常に細菌病にデリケートな植物ですので、出来るだけ新しい土を使います。標準の用土は赤玉土の中~小粒 7+鹿沼土3です。特にコンテナで育てる場合は市販の(草花用などの)培養土を使うと便利ですが、水はけや通気性を良くするためピートモス・腐葉土・バー ミキュウライトなどの土壌改良材を、5号鉢で約1ットル混ぜ込むと良いでしょう。
植え付け方
鉢のそこに防虫ネットを敷き、ゴロ石や赤玉土の大粒などを少し入れます。上記の用土を鉢の半分程度入れ、ポットから丁寧 に苗をはずし、軽く土を整え、その上に乗せます。ウォータースペースをとるため、鉢の縁下2~3・間で用土を足し入れます。軽く株元を押さえ、一度株元に 水を与えます。
置き場所
ガーデニングシクラメンは耐寒性が従来主に比べて優れており、東京以西の地域では、南向きのベランダや庭で越冬する事が出来ます。ただし、きつい霜や雪に直接当たりますとせっかくの花が傷みますので注意してください。
日当たり
直射日光なら午前中2~3時間程度日に当てます。柔らかい日差しなら一日中当たる、風通しの良い所で育てます。時々鉢を回して株全体に日が当たるようにしてください。
水やり
土の表面が乾いたらたっぷりと土にかけてください。花に水をかけますとシミなりやすく、また葉や茎にたくさんかけすぎた り、受け皿に水をためておくと根腐れ、カビの原因になりますので注意してださい。室内で育てる場合は天気の良い午前中に水を外で与え、乾いたら室内におく 方が良いでしょう。
肥料
花が咲き終わるまで、緩効性の化成肥料を月に-回または、液肥(1000~1500倍)を週に一回施肥します。いずれも花や葉の状態を見ながら適時に施肥してください。その際、肥料の与えすぎに注意してください。
その他
花が終わりましたら、花茎を少しねじりなが、真上に引き、花茎の根元の部分からつみ取ります。途中で折れると残ったとこ ろが腐り、病気の原因となりますので注意してください。根本から腐って来たりカビが生えてきた場合は、多湿が多くの原因ですので、枯れた花や葉は早めにつ み取りきれいに掃除をしてあげてください。また、状懸がひどい場合はカビ剤を散布してくだい。